また小笠原に行ってきました。
今回は修理などが結構あったので、初めて小笠原に行く後輩にも同行してもらいました。
行きは多少の揺れで済み、到着後はそれぞれすぐに調律にまわり、夜はアクションを引き取って修理です。期間中にどうしても納品しなくてはいけないので、普段なら数日でやるところを後輩にも手伝ってもらい、(結局私は仕上げが朝方までかかってしまいましたが)なんとか2台終わらせました。
2日目も調律や修理の納品に夜まで駆け回り、この日の晩ようやくゆっくり寝られる~という状態でした。
3日目は私は朝から母島に移動です。
同行した後輩は父島に残り、クジラを見たりウミガメ料理を食べたりとオフを満喫したようです。良かった良かった(笑)
母島も到着してすぐから仕事でしたが、夕方2時間だけ空き時間があったので歩いて行ける範囲で母島の港付近を散策しました。
のんびりしていたらまさかの島内放送で、海が荒れる為、翌日の父島に戻る船が予定より2時間半も早まるとのこと!午前中も仕事をしてから船に乗るつもりだったのが全部無理になってしまったので急遽予定を変更してこの日の夜遅くまで入らせて頂きました。自然相手だと色々起こりますが島の人達は慣れているので柔軟に対応して頂けて助かります。
最終日は本当に海が荒れ始め、母島から父島に行く船はいつもより1時間余分にかかりました。
おがさわら丸出港までご飯を食べつつ待っていましたが、これまでに経験したことが無いくらいの強風と高波でちょっと心配に…
船に乗り込もうとしたら、父島で修理にお伺いしたお客様が船の中でどうぞと2人分のサンドイッチを持って待ち構えて下さっていました。本当に有難く、夜通し頑張った甲斐があったなあ、と暖かくまたほっとした気持ちになりました。
帰りの船はこれまでで1番と言っても良いくらいの大揺れ(´Д`)。
上下に左右に揺られて船はなかなか進まず、予定より3時間遅れで竹芝に戻りました。
直後はぐったりでなかなか疲れも取れませんでしたが、小笠原の綺麗な写真など見返しているとあんなに大変な思いをしたのにまた行きたくなってしまうのが不思議なものです。
(か)